2022.04.27
浄土真宗のみ教え
「浄土真宗のみ教え」は、親鸞聖人のみ教えがわかりやすく伝わるように、その肝要が示されたものです。前半にみ教えの根本が、後半にはみ教えをよりどころに生きる者のあり方が説かれています。
私たちの迷いと仏さまのさとりとは、仏さまの側から見れば「本来一つ」です。このようなさとりの智慧から私たちの姿をご覧になると、「なんとかせねば」「放っておけない」という慈悲へと必ず展開します。
自己本位的にしか生きられない私たちも、仏法という確かな依りどころに出遭うことで、「少しずつ 執われの心を 離れます」という生き方になっていきます。「むさぼり」「いかり」などに流されることなく、「穏やかな顔と 優しい言葉」を心掛け、「喜びも 悲しみも 分かち合い」生きるという方向へと導かれて行きます。
詳しくは、本願寺出版社発行の『ご親教「浄土真宗のみ教え」をいただく』に解説されております。
また、親鸞聖人のみ教えや浄土真宗について学びたい方には、当寺においても講座などを開催しておりますので、ぜひおたずねください。